廃墟化した都市
事象と電子環境の立ち上がりは、ほぼ同時期に派生してきており・・・
現実の都市に拘泥し続けた形での「進化論」は成立しなくなってしまいました。
いずれにせよ、未来世界を描き出せないのは、都市と建築の側に責任があるのですから、わたしの「反発」は、今となっては取り下げるしかない気がするのです。
スコットは先端的なテクノロジーと廃嘘化した都市のハードとの取り合わせをアジアに求め、「2019年」Aコンプレックス」を成立させました。
同様の視点は、ウィリアム・ギブスンの近未来SF『ニューロマンサー』にも見られます。
こちらは事情があったようで予定されていた映画化は実現しなかったのですが、第一部の「チバ・シティ・ブルーズ」に出てくる、千葉の描写は、「ブレードランナー」と共通する部分が多いですね。
日本企業の社名を闇夜に浮かび上がらせるネオンサイン・・・
オフィス街の谷間のすえたような臭いがするすさんだバーなどです。